2023年10月9日月曜日

第5話(続き)311後の私たちは何をしたら?(23.10.10)

311後に生きる私たちは、哲学者になるほかない、
もし、真剣に生き延びようと思うのなら。 


チェルノブイリ事故を経験したアレクシェービッチ・スベトラーナはこう言う。

農民は自然とともに生きています。
そこで私は何を見つけたでしょう。

学者や政治家 軍人は放心状態でしたが、
村の老人たちの世界観は崩れませんでした。

人々は哲学者になりました。

誰もが不可解な現実を前に
一対一で向き合うことになったから。

0 件のコメント:

コメントを投稿

第2章:「人権」を取り戻すための「チェルノブイリ法日本版」

放射能災害に対する対策は完全に「ノールール」状態 311後、福島原発事故で甚大な「人権」が侵害されているにも関わらず、これを正面から救済する人権保障の法律も政策もないという異常事態にあります。第1章で述べましたが、「人権」とは、命、健康、暮らしを守る権利のことです。 国や福島県は...